急に農家の嫁ごっこ
友人から連絡が入り、人手不足だから短期のバイトでスタッフを探してると言われた。
コロナの自粛生活にも飽きてきていたところだったし、あれこれキャンセルという波は私にも押し寄せていたから、当然というほどに暇だった。
だから「ちょうど暇してたから、私が行く」ということにして、5月半ばから農業の手伝いに行き始めた。
5月の繁忙期といえばもちろん田植え。
私が手伝いに行っている農家は、田んぼ以外にもハウスや露地栽培で野菜も育てているから、田んぼに男手が集中すると野菜の収穫に手が回らないほどに農家としての規模は大きめ。
当初、田植えの時期だけのはずだった。それが伸びに伸びるとは想像してなかった。
自分の周りは農家がとても多いから、農家がたいへんというのもよくわかっているつもりだった。
が、しかしいざやってみると、ここまでか!と思うくらいにたいへんだった。
体が一日で悲鳴を上げるほどに肉体労働の極み…
農家の主婦がもっと労わられる世界になってほしいと思うほどに!
農家の嫁ごっこなんていいながら楽しく体験させてもらっている反面。
農家の嫁にはぜったいになれないと確信したしだいです。